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たまちゃんの日記

大企業病アラサー技術職による日々の記録。

液状化のメカニズム

地盤

液状化は、 砂質土、つまり、直径が0.075から2mm程度 の粒子を多く含む地盤で発生しやすく、また地震時の極めて短時間で発生することに大きな違いがあります。

 

土粒子の構成についてはこちらをご覧ください。

tamatamas.hatenablog.com

 

砂質土の場合、通常では粒同士が密着して、比較的強い地盤となっているのですが 、地震による振動が加わると、砂粒の間の地下水の水圧が上がり、その水圧を受け て砂粒同士が離れ、砂と水とが混じった、どろどろの状態になります。これを液状化といいます。その際、高い水圧の水は、地中に隙間や弱い部分があると、そこから砂と一緒に吹き出します。これを噴砂(ふんさ)といいます。

110311液状化

このような仕組みで液状化が発生します。

地震対策メソッド3.0 【地震補償付き住宅推進協議会】 「液状化」が3分でわかる!

www.youtube.com

 

www.youtube.com

 

やがて地震が収まると、水圧は元に戻りますが、砂粒のほうは、隙間が元の状態よりも減り、詰まった状態になりますので、 地震前よりも全体の体積は減少します。

 

したがって、液状化は、

  • 「あまり締まっていない砂質土の」
  • 「深さ15m~20m以内で」
  • 「地下水が表層近くまであり、飽和している場所で」
  • 地震の振動が強いほど、また、振動が長時間続くほど」

発生しやすいことになります。

このような状況で地震が起こった場合、海岸近くや埋立地は十分に注意しましょう。

 

沖積層と洪積層

地盤

地盤は地球の誕生から今の今まで、さまざまな変化を経て堆積したものによって出来上がっています。土木では、第四紀層と呼ばれる堆積層を対象に施工をします。第四紀層は、主に2つの層からなっています。約1万年前以降にできた沖積層(ちゅうせきそう)と、それ以前にできた洪積層(こうせきそう)です。この沖積層と洪積層はルーツが異なるためその性質にも違いがあります。

なお、地層を構成している土粒子は、

tamatamas.hatenablog.com

で示したように、粘土・シルト・砂・れきで構成されています。

 

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洪積層とは、おおむね200万年から1万年前の地盤を、沖積層とは、1.5万年前から現在に欠けてできた地盤をいいます。

 

強さの違い

沖積層は比較的新しいため、固く締まっておらず、強くありません。

日本の大都市の大半は沖積層の上に発展しています。つまり、普段この沖積層の上に建物を建てているのです。しかしながら、沖積層では中高層ビルのような重い建物を支え切れないため、洪積層やそれより深い所にある固い地盤まで荷重を伝えて支える必要があります。この建物を支える地盤を支持層と呼ぴます。

 

ただし、地質学的な定義がそのまま当てはまるような「手付かず」の 場所は、むしろまれと考えたほうがよいのです。つまり、施工前には必ず、近隣の地盤データを入手したり、事前の地盤調査が不可欠となります。

分かりやすく話すコツ

コミュニケーション

人と話をしているとき、
「・・・(この人、いったい何が言いたいんだろう?)」


と思ってしまうとき、あるよね。

話が長くて、主語が無くて、専門用語ばかりで、こそあど言葉で、「要は」が多くて、話がいつの間にか切り替わっていて、、、、最後に、
「(今の何だったんだろう?)」

あるある。よーくある。


後輩だったらまだしも、先輩/上司にもよくあることだから困る。



この原因はね、ただ一つ。

相手を中心にしていないから


なんです。


話すことでも書くことでもプレゼンでもなんでもそう。
分かりにくいメッセージって、全部自分主体。自分目線でしかない。相手の視点を全く考えていなくて、ただ思うがままにしゃべり続ける。


一方で、

・相手がどう思うか?
・相手が知っている言葉か?
・相手の興味は何か?
・相手が一番知りたいことは何か?

と、相手のことを中心にして考えれば、自ずと、話の構成や使う言葉の難易度が変わる。
自分の言いたいことではなくて、相手が聞きたい話をすべき
なんだよね。



入社したてで初めて会議に出席した時のエピソードで、相手目線の大切さに気付いたことがある。
初めての会議、緊張。張り切って質問するぞと意気込むまでは良かったものの、、、そもそも、先輩たちが議論している内容に、まったく付いていけなかった。悔しくて、会議後に先輩に聞いた。「あの、○○ってどういうことだったんですか?」その時、内容の説明をしてもらって、初めて内容を理解できた。


それって実は、先輩が話の相手を【新入社員向け】にモデルチェンジして話し換えてくれたからなんだよね。

自分も、そんな先輩のように話せるようになりたいと思って、今回のテーマで書きます。




分かりやすく話すコツ①内容編



(1)目的を明らかにしよう

まず、話のコンセプトを設定すること。
コンセプトの定義は、誰に、何を与えるか?

今から私が話そうとしていることは、誰に、何を与えるものなのか?設定をする。
そして、その結果どうなっていたいか?ゴールを定めておく。

例えば・・・
・昇職試験の面接でのコンセプトは、「面接官に、私の考え方を伝えること」
その結果として描くゴールは「私が昇職しうる人材だと思ってもらい、合格の判断をしてもらうこと」

・上司に企画提案するときのコンセプトは「上司に、このアイディアについて説明すること」
その結果として描くゴールは「アイディアの素晴らしさを理解してもらい、納得してGOサインをもらうこと」

・新人に仕事を教えるときのコンセプトは「後輩に、この仕事のやり方を教えること」
その結果として描くゴールは「一人でできるよう仕事を覚えてもらい、後輩が成長すること」

等、事前にコンセプトとゴールを押さえたうえで内容を練ることが大切。



(2)構成を設定しよう

ゴールは以下の3種類に分類できて、その分類によって適任の構成がある。

①説得・・・・・相手に納得してもらいたいとき。採用/昇職面接など。
②説明・・・・・相手が知らないことを説明するとき。新しい商品を営業するときなど。
③顛末・手順・・・相手が結果を知っている前提で、時系列に沿って説明をするとき。トラブル発生後の上司報告など。

それぞれの適任の構成はこちら。

 


①説得のPREP法(プレップ法)


ストーリー性をもった構成になるので、相手の記憶に残りやすい特徴がある。
POINT 導入結論 「~についての結論は~です。」
REASON 根拠 「なぜなら~だからです。」
EXAMPLE 具体例 「例えば~。具体的には~。」
POINT 最終結論 「したがって、結論は~です。」



②説明のホール・パート法


話す枠組みの数をあらかじめ示すことで、相手に全体感が伝わり安心して聞くことができる。
ホール 導入・全体 「~について、3点あります。」
パート 部分説明 「一つ目は~。詳しくは~。二つ目は~・・・」
ホール 要約・結論 「したがって、~については一つ目~、二つ目~・・・。以上3つのことを申し上げました。」

 



③顛末の時系列
時系列によって説明することで、相手が情報を整理しやすくなる。
「まずは~がありました。次に~を行いました。さらに~で、最後は~でした。」
ただし、ビジネスでの会話はあくまでも結論先行。相手が結論を知らない場合は、時系列で話し始める前に必ず伝えておかなければダメ。

これ、新人でよくある話し方だよね。

アタシ「○○くん。●の納品って大丈夫だった?」
○○くん「あー!それですね、昨日×さんから電話があって、でも私は不在だったのでメールで見たんですけど、実はトラブルがあったようで、なんと在庫が管理されていなかったようなんですよ。けれど、別の管理会社が持っていることが発覚したので、無事納品できました!」

 

 

 


・・・あああ、、、


時系列が悪いわけではない。
ただ、結論を述べてないので情報を整理しようにもできない。
そもそも上の例でアタシが知りたいことはYESかNOかなので、この時系列の話よりもそこにまず答える必要があるよね。


④番外編)期待をあおるときの結論先延ばし法


広告や営業にて、相手の期待をどんどんあおって、「それで?それで?」と持ち上げ、最後にドカーンと結論を言う方法もあるよ。ただ、これは特殊な時だからまずは①~③をマスターしてから使おう。

 

 

超かんたんな地盤工学のおさらいー土粒子編ー

地盤

ボーリング調査の柱状図を読み取るにあたって絶対知っておくべき基礎知識。

 

 

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地盤は、土粒子と水と空気がさまざまな割合で混ぜ合わさってできています。そのうち、土粒子は、径の大きさによって分類され、名称がついています。

この分類を調べるために、土質試験をする必要があるんですが

時間お金がかかります。

 

そこで、簡単で迅速に判断するために開発したのが「砂質土」、「粘性土」、「礫質土」という大別です。

 

 

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それぞれを見分ける方法は、土を構成する土粒子「細粒分」、「砂」、「礫」のうち、どれがその土のほとんどを占めているか?によって決定します。粘性土と砂質土の場合、細粒分と粗粒分の境である粒径0.075mmによって分類できます。

 

一般に、粘性土の方が水を通しにくく、圧縮性が大きいため圧密沈下しやすいと言われています。そのため、基礎工事として地盤改良工事をすることが多く、一方で砂質土では地盤改良工事は少ないのです。

ところが、水を通しやすい砂質土こそ、「地下水位」が高い所は液状化する可能性があります。

砂質土だからといって強度的に安全だとは言い切れません。必ず「地下水位」と合わせて状況を確認をするようにしましょう。

 

液状化現象の状況写真

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地盤ブログ『液状化対策』

本当に地盤改良は不要?株式会社 サムシング

 

 

f:id:tamatamas:20170115233932j:plain滋賀県近江八幡市から日本国のリフォーム    ブログで言うDay 一級建築士・松井秀夫

 

N値も説明できない技術屋

その他

どうもはじめまして。たまちゃんです。

大企業と分類される都内のインフラ企業で土木系技術職として勤めております。

新卒で入社し、数年たった自称中堅社員です。

平均勤続年数がすこぶる長いわが社では、まだまだ新人枠として扱われますが

客観的に見れば確実に中堅。バイトだったら大ベテラン。。

 

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気ままに、備忘録として土木系の技術的知見をまとめていけたらと思いブログ開設に至りました。基本的には技術ネタを書きたいのですが、ビジネススキルやコミュニケーション、はたまた社会で生き抜く処世術なども残せたらと。

 

 

 

さて、本記事ではずいぶん攻撃的なタイトルにしましたがこれには訳がございます。

イッパシの技術屋として働くに当たっては、自分の生ぬるい覚悟を叩きのめしたい一心で、喝を入れるべくつけております。自分のために。

 

いわゆる発注者という立場ではたらく身であると、「技術的な知識」よりも杓子定規な「自社ルールの適合性」を優先します。(これが大企業病と言われる所以かもしれません。)

構造物の施工にあたり、発展的・革新的な技術が必要不可欠です。それなのにもかかわらず、自社ルールに頼る現状。このままではよいのだろうか?と日々の業務を重ねるうちに不安になっておりました。

 

自社ルールは果たして正しいのか?

良し悪しを判断しうる素養は身につけているのか?

 

そんな課題を解決する手段として、この場をお借りしたく思います。

同じように不安に思っている若手技術者のお役に立てたら幸いです。