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たまちゃんの日記

大企業病アラサー技術職による日々の記録。

沖積層と洪積層

地盤は地球の誕生から今の今まで、さまざまな変化を経て堆積したものによって出来上がっています。土木では、第四紀層と呼ばれる堆積層を対象に施工をします。第四紀層は、主に2つの層からなっています。約1万年前以降にできた沖積層(ちゅうせきそう)と、それ以前にできた洪積層(こうせきそう)です。この沖積層と洪積層はルーツが異なるためその性質にも違いがあります。

なお、地層を構成している土粒子は、

tamatamas.hatenablog.com

で示したように、粘土・シルト・砂・れきで構成されています。

 

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洪積層とは、おおむね200万年から1万年前の地盤を、沖積層とは、1.5万年前から現在に欠けてできた地盤をいいます。

 

強さの違い

沖積層は比較的新しいため、固く締まっておらず、強くありません。

日本の大都市の大半は沖積層の上に発展しています。つまり、普段この沖積層の上に建物を建てているのです。しかしながら、沖積層では中高層ビルのような重い建物を支え切れないため、洪積層やそれより深い所にある固い地盤まで荷重を伝えて支える必要があります。この建物を支える地盤を支持層と呼ぴます。

 

ただし、地質学的な定義がそのまま当てはまるような「手付かず」の 場所は、むしろまれと考えたほうがよいのです。つまり、施工前には必ず、近隣の地盤データを入手したり、事前の地盤調査が不可欠となります。